*画像参照元:https://amzn.to/2KRNmVo
俳優、映画監督として有名な伊丹十三氏が若いころに書いたエッセイです。
題材はヨーロッパでの滞在記。本が出たのが1965年ですので、その頃にヨーロッパに行くというだけでも結構な大事だったはず。
そんな大事をさらっとやってのけて、ひいては今の人より上手に暮らしているんじゃないかってぐらいの雰囲気が文章から伝わってきます。
読めば読むほど「この人は本当に才能にあふれた人間なんだな」ということが文字から伝わってくる本。
そんな人の考え方や身のふるまい方がユーモアにあふれた文章でつづられており、ニヤッと笑わせてくれます。
特にスパゲッティの食べ方はきっとあなたも真似したくなりますよ。
気付きにあふれ、色々と教えてくれる一冊ですが、決して重くなく楽しんで読み切れるおすすめの一冊です。
ヨーロッパ退屈日記 伊丹十三
*詳しいスペック、他読者のレビューはAmazon販売ページよりご確認ください
*伊丹十三にはまったら是非松山の伊丹十三記念館に足を運んでみてください